ローンの残債が残っているカメラの買取を希望する方もいます。
「今のカメラに飽きて買い換えたい」
「ローンの支払いが苦しい」
などのご事情があるかもしれません。
この記事では、カード会社の規約違反や違法性の根拠を紹介します。
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ローンでカメラを買う仕組み
カメラ購入時のローン契約はどのように結ばれるのでしょうか?
ローン契約の仕組みがわかると残債のあるカメラの買取が禁止されている理由がわかります。
図解でわかるローンの仕組み
- お客さんがカード会社・金融機関にローンができる条件で契約する
- お客さんがカメラ屋さんでローン契約を実行
- カード会社・金融機関はカメラ屋さんに代金を支払う
- お客さんがカード会社・金融機関に毎月ローンを支払う
残債のあるカメラの売買は規約違反・犯罪の可能性
ローン期間中のカメラ・レンズの所有者は金融機関や信販会社(クレジットカードの会社)です。
多くのローン契約は第三者への売買を禁止しています。
ローンが残るカメラ・レンズの買取に危機意識を持たない人もいます。
でも、カード会社の規約違反かつ横領罪に問われる可能性もある行為です。
ローンが残ったカメラはカメラ屋さんやリサイクルショップへの買取や個人間取引(Yahoo!オークションやメルカリ)に出さないでください。
参考サイト:JCB|クレジットカードの現金化は違法?考えられるリスクについて
ローンの支払いが残るカメラを買取できる理由
ローンが残るカメラを売ることは法律上禁止されているケースが多いとお伝えしました。
しかし、ローンが残るカメラを買取に出すことが禁止されているのは、あくまで規約違反や契約上の問題です。
契約条件をクリアしている事例も交えながらお話します。
カメラの所有者が自分になるローン契約
ローン契約の内容によりますがカメラの所有者が自分になっていることがあります。
たとえば、カメラ教室でローン購入したカメラの所有権が自分自身にある場合です。
たとえば、カメラ教室などで購入したカメラの場合、所有者は自分名義でローンを組んでいることもあります。
所有者が自分なのでカメラの買取が法律や規約上問題になることはありません。
買取店がローンの借り換えを実行する
カメラ買取店がローンの借り換えを実行していると考えられるケースもあります。
福岡のゼネラルカメラサービスは、ローンが残るカメラも買取可能です。
個人だけでなく法人企業からのカメラ買取も承っています。
ローンが残っているという理由でカメラの買取に躊躇しているとカメラの価値はどんどん下がります。
買取価格が安くなるとローンの返済に充てられる金額もほとんど残りません。
ローンが残っているカメラを早く売ることで買取価格を高くして少しでもローンの返済に充てましょう。
参考サイト:ゼネラルカメラサービス|ローンが残っているカメラも買取相談受け付けます
ローンの債務者が勝手にカメラを買取に出す
高額なカメラやレンズは月々の返済も大変です。
返済期間中に失業・転職したり次のカメラやレンズが欲しくなったりすると、いまのローンの支払いが苦しくなります。
そこで、カメラやレンズを売ってローンの返済に充てる人もいます。
カード会社や金融機関は所有権の持ち主ですが、カメラは少額かつ登記を必要としない債権なので現在どこにカメラがあるかを管理していない可能性が高いです。
そのため、ローンが残っているカメラでも買取が成立してしまいます。
ローンが残っているカメラ買取が発覚した場合
ローン返済中のカメラ買取がカード会社や銀行に発覚した場合はペナルティが発生します。
もしローンの残債があるカメラを売ろうとしているなら考え直してみてください。
ローンの残債を一括返済
冒頭で説明したとおり、ローンが残るカメラを売るのはカード会社の規約に違反することが多いです。
他人のカメラを勝手に買取依頼することになるので横領罪にあたります。
実際に立件される可能性は低いですが刑事事件になるかもしれません。
カード会社の会員資格停止
ローン返済期間中のカメラを売るのはカード会社の利用規約違反です。
当然、カード会社はカメラを売った人に対して今後のクレジットカードの使用を控えます。
利用規約を破った契約者は会員資格を停止されるのです。
ローンが残るカメラの買取はトラブルになります。
カメラを高額買取できるお店を選んで一括返済するのがおすすめです。
\高く・ラクに売れる業者が見つかる/
ローンが残るカメラ買取がバレやすい事例
ローン支払い中のカメラを売ってお金を得たいと考える人もいるかもしれません。
どんな状況だとカメラ買取を依頼したことがバレやすいかをお伝えします。
買取価格が高額なカメラ・レンズを売る
高額なカメラやレンズを買取するときはカメラ屋さんやリサイクルショップも慎重です。
たとえば盗品でないか、前の所有者が誰だったかをチェックするお店もあります。
ローンが残るカメラを売るときに宅配買取サービスは厳しく査定される可能性が高いです。
宅配買取サービスについて詳しくは以下のページをご覧ください。
ヴィンテージカメラの査定は残債チェック対象
ヴィンテージカメラの買取査定時はローン残債のチェック対象になりやすいです。
たとえば、キヤノン(canon)のハンザキヤノンは骨とう品的な価値があるためローンで購入する人が少なくありません。
高額なヴィンテージカメラを査定するときはこれまでのオーナーや販売経路を確認するカメラ屋さんもあります。
コレクション目的で買ったヴィンテージカメラにローンが残っているなら売るのは控えましょう。
ローンが残るカメラの買取は返済後に行おう
ローンの残債があるカメラ買取はカード会社との契約違反になる恐れがあります。
基本的には全額返済の支払いが終わってからカメラを売るようにしてください。
どうしても買取を依頼したいなら、手持ちの現金でカメラのローンを一括返済してから高額買取できるお店にカメラを売ることをおすすめします。