古いカメラの買取相場は？査定に出す前にやってはいけないこと

古いフィルムカメラの需要が高まっていることをご存じでしょうか？

見た目も汚くてボロボロなのに、どうして人気なんですか？

Instagramでより個性的な写真を発信するため、フィルムカメラで撮影した味のある写真を撮りたい方が増えているんです。

フィルムカメラは古くて処分するしかないとお考えの方も多いはず。
しかし、コレクターズアイテム的な需要だけでなく、フィルムカメラで撮影したい若者が増えているのが近況です。
今回は、古いフィルムカメラを高く売るポイントをまとめました。

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中古フィルムカメラの買取価格

中古のフィルムカメラの買取価格は50万円を超える事例も見受けられます。そこで、中古カメラの買取価格を見てみましょう。

中古フィルムカメラの買取相場表

カメラの種類	買取価格
LEICA M3	500,000円
CANON F3 H	300,000円
LEICA M6	180,000円
MINOLTA SR-2（ブラック）	170,000円
NIKONF3 Limited	40,000円

中古フィルムカメラの買取価格事例を用意しました。

LEICA M3は50万円以上の買取価格で取引されることもあるお宝カメラです。

ライカのフィルムカメラは完全にコレクター向けのカメラです。古いことが価値なので、もはや骨董品と言ってもよいかもしれません。

古いLEICAのカメラの買取価格

LEICA M3の買取価格は500,000円前後が相場と言われています。

戦前、ライカは一台あれば家が建てられると言われるほどの高級品でした。カメラの性能が高いことに加えて、第二次世界大戦中、非常に貴重なカメラだったからです。

状態がよいLEICA M3はほとんど存在しません。およそ100年の歴史を生きたカメラなので、ぜひ高価買取が可能な業者へお持ちください。

古いCANONのカメラの買取価格

CANON F3 Hは30万円前後の買取価格が相場でした。

CANONは世界No.1のシェアを誇るカメラメーカーです。現在のデジタル一眼レフも人気ですが、フィルムカメラの分野にも根強いファンがいます。

CANON F3Hのほか、CANON PやCANON F-1なども中古相場で人気です。特に、プロ向けの機種になると買取価格は高くなります。

古いフィルムカメラの買取価格が安くなる理由

古いフィルムカメラの買取価格が安くなる原因ってなんですか？

古いフィルムカメラの買取価格は価値が分かる業者なら高価買取の可能性が高いです。しかし、リサイクルショップではその価値が分からず、安くなりがちと考えられます。

リサイクルショップ業者の場合、カメラの美観をもとに買取価格を判断するケースが多いです。大手の場合、査定表は現行品を中心に作られています。骨とう品的な価値のあるカメラを持ち込まれるとは考えていません。

古いフィルムカメラは、カメラ買取の専門店を選ぶのがおすすめです。できる限り価値がわかるお店を選ぶとよいでしょう。

ちなみに、リサイクルショップでは古いカメラをジャンク品として安く扱うケースもあるようです。古いカメラの処分と買取の判断基準がわからないという方は、「古いフィルムカメラの処分と買取を分ける基準は？」のページもご覧ください。

しかし、専門店なら高価買取できる可能性があります。

もし故障の状態がひどくても諦めずに査定へ出してみましょう。

参考：【買取】壊れたジャンク品カメラの査定前の状態チェックポイント

古いフィルムカメラの高価買取店を選ぶ条件

実は、フィルムカメラの高価買取業者は限られています。意外と大手カメラチェーンでは高価買取ができないからです。

古いカメラ買取の専門店を選ぶ

古いフィルムカメラは趣味の世界です。

機能だけを求めて古いフィルムカメラを購入する人はほとんどいません。より高機能で高画素の写真を撮影するなら現行の最新機種を選ぶべきだからです。

古いフィルムカメラを売るならマニア向けの販路がある業者を選びましょう。たとえば、海外オークションへの展開が可能な業者がおすすめです。

ライカやハッセルブラッドの買取実績があること

ライカやハッセルブラッドなど、歴史あるカメラブランドの古いフィルムカメラの高価買取実績も大切です。

古いフィルムカメラの価値は素人にはわかりません。いつの時代に誕生したか、カメラの歴史の中でどのような価値があるかなど、カメラが好きでないと知らないことは多いです。

古いカメラの高価買取実績が豊富なら、専門性の高い査定員がいると考えられます。カメラの買取実績を見ながら高価買取実績がある業者を選びましょう。

たしかに、査定員の目利きが不確かだと古いカメラは高価買取できませんよね。

古いカメラはそのまま査定に出すこと

古いカメラは、メンテナンスせずにそのまま査定に出してください。

古いフィルムカメラの美観を整えようと、自分でメンテナンスしてから査定に出す方が少なくありません。しかし、実は間違ったメンテナンスがカメラの価値を損ねることがあります。

よく聞く「きれいにしてから査定に出す」という常識とは異なりますね。

カメラは精密機械です。繊細な部品で作られており、一度分解すると元に戻せないことも少なくありません。

また、古いフィルムカメラの場合、根本的に現在のカメラと作りが違うこともあります。カメラいじりが趣味の人が下手にいじってしまい、壊れてしまったということもあるのです。

価値ある骨とう品的なカメラは下手にメンテナンスせずに査定依頼をしましょう。実は、そのままにしておいたほうが高価買取の可能性は高いです。

古いカメラは処分するよりも買取査定へ依頼するのがおすすめです。どんなカメラ買取店に売るべきか、詳しくは以下のページをご覧ください。