サードパーティーレンズのメーカーとして名高いシグマ。
少し前までは、サードパーティーレンズの魅力は安さに特化したものでしたが、開発を重ねる内にシグマのレンズの品質の良さについても知られるところとなりました。
今回は「シグマ」の魅力やレンズの買取相場について紹介します。
サードパーティレンズでレンズ交換が気軽にできる
カメラのレンズは、メーカーごとに取り付けられるレンズが異なるため、メーカーごとの純正レンズを使用するのが一般的です。ただ、キャノンやニコンといった大手カメラメーカーの純正レンズは高額で手が出しにくいもの。リーズナブルなサードパーティレンズのおかげでさまざまなレンズを使って撮影を楽しむことができます。
サードパーティレンズとして名高いシグマ
シグマのレンズは、キャノンやソニー、ニコンなどの大手メーカーに対応したサードパーティレンズとして人気です。
そんなシグマの設立は1961年。当時は有限会社シグマ研究所として東京都世田谷区にありました。現在本社があるのは神奈川県の川崎市です。
創業当時から「他にはない、これまでにない製品」づくりに取り組んできたシグマ。ものづくりに並々ならぬ熱意を持ち、すべての部品の生産は一貫して会津工場で行われています。
そんなシグマのレンズは高品質。とにかく解像度が高いことが挙げられます。単に低価格の交換レンズとして選ばれるだけでなく、純正レンズ同様の扱いをされていることや、シグマ製のレンズとして選ばれて使用されています。
ほかには、単焦点レンズの種類が豊富なこと。焦点距離を細かく刻んでいるので、自分の好みのレンズに出会うことができるでしょう。また、ポートレート撮影やスナップにもおすすめです。
また、シグマといえば広角レンズ。フルサイズ、12mmからの超広角ズームレンズや、世界初となる8-16mmの超広角ズームレンズまであります。
シグマのレンズはサードパーティとして気軽に購入できる製品から、価格としてやや高く、プロも選ぶ製品までさまざま。予算や目的にあったレンズが見つかりやすいでしょう。さらに、シグマはライン展開をしているため、レンズ選びの際も分かりやすく便利。
初心者にあったレンズやプロクオリティのライン展開をしています。
シグマレンズの3つのラインと買取相場
シグマのレンズ展開は、『Art』『Sports』『Contemporary』と、コンセプトごとに3つに分かれています。この3つのラインの魅力と買取相場について紹介します。
最高品位のArtライン
Artラインは、シグマレンズの中でも高級クラスの製品です。サイズが大きいことや重量こそあるものの、光学性能に注力して作られているので、プロが使うレンズとして最適。
写りの良さに完全特化したレンズと言えるでしょう。
シグマArtラインレンズと買取相場一覧
シグマの中で最上級の性能であるArtラインレンズ。その中でも特に人気の製品と買取相場をまとめました。
12-24mm F4 DG HSM Art | 76,000円 |
14mm F1.8 DG HSM | 80,000~85,000円 |
35mm F1.4 DG HSM | 18,000円~48,000円 |
24-105mm F4 DG OS HSM Art | 29,000円~45,000円 |
24-35mm F2 DG HSM Art | 39,800円~52,000円 |
50-100mm F1.8 DC HSM Art | 44,100円~54,000円 |
50mm F1.4 DG HSM | 10,000円~51,000円 |
70mm F2.8 DG MACRO | 8,500円~31,000円 |
85mm F1.4 DG DN | 63,000円~67,900円 |
105mm F2.8 DG DN MACRO | 55,000円~62,000円 |
14-24mm F2.8 DG DN | 76,000円~90,000円 |
14-24mm F2.8 DG DN | 76,000円~90,000円 |
14-24mm F2.8 DG DN | 76,000円~90,000円 |
17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | 9,300円~14,900円 |
手軽なContemporary ライン
高性能でありながら携帯性も高いContemporary ライン。光学性能に全振りしているArtラインと比べると、価格、重さ、大きさすべてバランスが非常に良いです。18-300mmレンズもあり、その一本でさまざまな撮影ができるので初心者にも最適です。
シグマContemporaryラインレンズと買取相場一覧
Artラインよりもコスパが良いContemporaryですが、需要が高いため買取市場でも人気です。
18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | 12,300円~22,700円 |
100-400mm F5-6.3 DG DN OS | 60,000円 |
17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | 9,000円~14,000円 |
16mm F1.4 DC DN | 23,000円~27,100円 |
28-70mm F2.8 DG DN | 64,000円 |
45mm F2.8 DG DN | 19,500円~25000円 |
30mm F1.4 DC DN | 16,000円~19,100円 |
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | 25,300円~86200円 |
スポーツ写真用のSportsライン
Sportsラインは望遠レンズをメインとしたラインナップ。素早い被写体の動きにも瞬時にピントを合わせられるため、スポーツ写真はもちろんのこと、野鳥や鉄道写真にも最適です。
シグマ Sportsラインレンズと買取相場一覧
シグマ Sportsラインレンズと買取相場の一覧です。
70-200mm F2.8 DG OS HSM | 39,000円~73,000円 |
60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | 82,000円~94,000円 |
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | 38,000円~59,800円 |
120-300mm F2.8 DG OS HSM | 58,200円~75,000円 |
500mm F4 DG OS HSM | 260,000円 |
シグマのレンズをさらに効果買取するには?
買取市場でも人気の高いシグマのレンズ。さらに高価査定をするためのコツを紹介します。
付属品もそろえて査定に出す
購入時には、保証書や箱、ケース、説明書といった付属品があります。査定に出す際、これらの付属品もそろえて査定に出すようにしましょう。購入した状態に近い方が金額がアップしやすくなります。
関連商品も一緒に査定
レンズフードやカメラ本体、SDカードやホルダー、三脚、予備のバッテリーといった関連商品も一緒に出すと高額査定になりやすいです。
査定は早めに!
製品は新しい方が買取値が高くなりやすいもの。レンズを買ったけどあんまり使わずに気が付いたらしまいっぱなし……。そんな状態であればすぐにでも査定に出しましょう。